【読書まとめ】学びを結果に変えるアウトプット大全
学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)
- 作者: 樺沢紫苑
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2018/08/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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書籍の名前に”大全”とある通り、内容は広く浅く、ストーリーは無く辞書的な構成なっていました。冒頭部分はOUTPUTの重要性について脳科学的な解説があり、「おぉ」っとモチベーションが高まりそうな感じはありました。途中からはコミュニケーション・ライティング・マナーについてのライフハック集みたい内容になってます、確かにアウトプットではあるのですが。関心のない項をパラパラとばしていると、あっという間に読み終わりました。
OUTPUTの重要性について
20歳をすぎてオッサンになっていくと、今までスポンジのように新しい記憶を吸い込んでいた事ができなくなります。アプローチを工夫する事で記憶力を高める必要がありますが、そこで"OUTPUT"がフォーカスされます。
記憶を使うことで運動性記憶により、長期記憶として保存されるようになります。しかしながら、"INPUT"に対して"OUTPUT"が少なすぎると、記憶はドンドン失われますし、逆に"INPUT"が少なすぎても無駄に"OUTPUT"することになるので×。著者は既存研究の結果から丁度良いバランスは「INPUT:OUTPUT=3:7」、また2週間で3回以上使うことを提案しています。 インプットの倍だけアウトプットしなきゃいけないのか!?とビビりました。今んとこせいぜい9:1くらいだったので。
効率的なOUTPUTのTIPS
特に気をつけたいと感じたTIPSをまとめます。
辞書的な構成になっているので、上手くまとめられませんでしたが
- 新しい記憶はエピソード記憶として覚える
"apple=りんご"といったような丸暗記は意味記憶というのに対して、"appleは昔全ての果実を表していたとも言われていて、pine-appleとかもそういうことらしい。(真偽不明)"みたいに既に持っている記憶をつなぎ合わせて理解して覚えることをエピソード記憶というみたいです。このエピソード記憶は覚えやすく、オッサンの力強い味方。
- PC打ち込みよりも手書きが覚えられる。
ブリンストン大学とカリフォルニア大学ロサンゼルス校の共同研究では、大学生を対象に、講義を「手書きでノートを取る学生」と「ノートパソコンでノートを取る学生」にわけて比較しました。
結果は、手書きの学生の方がよい成績を上げ、より長い時間にわたって記憶が定着し、新しいアイデアを思いつきやすい傾向にあることが明らかになりました。
ということなので、手書きを推奨。私もブログを書く前に、簡単に手書きでまとめるように取り組んでみようと思います。
- 本は3つ重要なポイントを抜き出す
ついつい3つ以上抜き出してしまいますが。。
- 読書感想の簡単なテンプレート「ビフォー+気づき+todo」
この文章もこれを参考にしているのですが、読書のきっかけ→学んだこと→これからしたいこと、という風な構成なら簡単にまとめられるそうです。
- 速く文章を書く
文章を書くのに時間がかかりすぎて悩んでる人が多いみたいです。そこで著者は「時間を決めて取り組むこと(ブログなら30分)」「構成を決めといて書くことで速くなる」ことを提案しています。この文章も参考にしていますが、すごく時間かかってますね。
終わりに
これからですが、INPUTした内容は、2週間に3回、手書きを含めてoutputすることを目指そうと思います。最初に手書きで構成を決めて、ブログに書き起こして、そして口頭で誰かに説明する。 というステップに取り組んでみます。
終わり(手書き構成30分/ブログ50分)